Googleトレンドの使い方とデータの活かし方を解説【オフライン施策の分析にも】

データ分析初心者でも使いやすい「Googleトレンド」の活用方法について解説します。

今回は、データ分析初心者でも使いやすい「Googleトレンド」の活用方法について解説します。Googleアナリティクスなどのメジャーなツールと異なり、つい忘れられがちなこのツールですが、実はかなり役に立ちます。通常計測が難しい、オフライン施策(イベントや交通広告)の効果測定にも役立てられます。この記事を読んで、Googleトレンドを使ってどんなデータが取れるのか、そしてそのデータをどうやってマーケティングやビジネスに活かせるのかを理解してみてください。

Googleトレンドとは?

Googleトレンドは、Googleが提供している無料のツールで、特定のキーワードがどれだけ検索されているのかを確認できます。このデータを使えば、世の中のトレンドや人々の関心の変化を簡単に把握できます。いわば、世の中の関心の動きを可視化するダッシュボードのようなものですね。

Googleトレンドの機能

Googleトレンドには、以下の便利な機能があります。

  1. 特定のキーワードの検索指数を確認できる
    キーワードの検索数は「検索指数」として表示されます。ただし、この指数は絶対数ではなく、指定した期間や地域内での相対的な数値です。例えば、「100」はその期間で最も検索された状態を表し、「50」はその半分の人気度を示します。
    ポイント: この数値は “検索回数そのもの” ではないため、複数のデータと組み合わせて解釈する必要があります。
  2. 複数のワードで比較が可能
    例えば、「韓国語」と「中国語」を比較すると、どちらがより人気なのか、またその人気の推移がどう変化しているのかが分かります。新しいサービスを始める際に、どのキーワードが市場で注目されているかを把握するために使えます。
  3. 急上昇ワードを確認できる
    いま急激に検索数が伸びているキーワードも分かります。これを利用すると、世の中のホットな話題やトレンドをいち早くキャッチできます。急上昇ワードを元にSNSやブログのテーマを選ぶことで、トレンドに乗った発信が可能になります。
  4. 関連キーワードも確認できる
    特定のキーワードを調べると、それに関連する検索語も表示されます。これを利用して、SEO対策やコンテンツ作成に役立つ情報を得られます。
  5. データはダウンロード可能
    Googleトレンドで取得したデータはCSV形式でダウンロードできるので、エクセルや他のツールで詳細に分析することも可能です。

データの活かし方

Googleトレンドのデータを活用することで、ビジネスやマーケティング戦略をより効果的に立てることができます。以下に具体的な事例を挙げてみましょう。

  1. 長期的なニーズの変化を探る
    Googleトレンドを使えば、10年単位でのキーワードの検索傾向を確認できます。例えば、「韓国語」や「中国語」の検索指数はここ20年で緩やかに上昇しています。このデータから、韓国語・中国語学習の需要が増えていることが分かります。
  2. ブランドキーワードの変化を見てマス/オフライン施策の効果を測る
    全てのデータが可視化されるオンライン広告と異なり、オフラインイベントや広告(交通広告など)は、その効果を計測するのに苦労している企業担当者も多いものです。オフライン施策に合わせてGoogleトレンドでそのブランド名の検索指数がどう変化したかを確認することで、施策の効果を測定することも可能です。もちろん正確な絶対数は弾き出せませんが、例えば過去の同様の施策の時のデータと比較することで、過去の施策と比較してどうだったか、などの総括には十分に活かせるでしょう。
  3. 競合と自社のブランド名の差と変化を計測できる
    Googleトレンドを使って、自社のブランド名と競合ブランド名を比較することで、現在のブランド認知度や注目度の違いを把握できます。定期的にブランド名を比較することで、競合との差が縮まっているのか、広がっているのかをチェックできます。

Googleトレンドは無料で使えるうえ、シンプルな操作で多くのインサイトを得られる便利なツールです。初心者の方でも簡単に始められるので、ぜひ試してみてください。特に、長期的なトレンド分析や競合比較には非常に役立つので、マーケティングの現場や日常業務で積極的に活用していきましょう!